(現地時間)2020年8月3日の早朝、ベイラー大学ジャレッド・バトラー(Jared Butler PG ベイラー大学・新3年生)がNBAドラフト2020へのアーリーエントリーを取り下げ、大学へ復帰することを自身のSNSに投稿した動画のなかで公表しました。
 ジャレッドは動画のなかで
 “
Last season at Baylor was the most incredible experience of my basketball career...but then our season was cut short. We didn't get the chance to finish what we started,
 「ベイラー大学での昨シーズンは、自分のバスケットボールキャリアの中で最も信じられないような経験だった...しかし、オレたちのシーズンは(新型コロナウイルスの影響で)短くカットされてしまった。始めたことを終わらせるチャンスを得られなかった」
 と語り
、昨シーズンが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)でキャンセルとなってしまったことの悔しさを語りました。
  In the spring, I decided to put my name in the NBA draft and evaluate my professional career. ...But through it all, one thing remained in my mind: unfinished business. Baylor, I'm coming back. Let's go win a national championship.
 
「春、NBAドラフトにエントリーし、自分のキャリアがプロにどのように評価されることを決断した。...しかし、すべてを通して、一つのことが心に残っていました。やり残したことです。ベイラー大学のみんな、オレは戻ってくる!全国制覇を目指そう!!」

 と、大学復帰と新たなシーズンに向けた決意を語りました。

ジャレッド・バトラー(Jared Butler PG ベイラー大学・新3年生)
名  前:Jared Butler
国  籍:
アメリカ合衆国
生年月日:
2000年8月25日
身  長:190cm
体  重:86kg
ウィングSP :不明
ポ ジ ション:6'4"(193cm)
カレッジ:
ベイラー大学
高  校:リバーサイド・アカデミー

【2019年】
Big 12 All-Freshman team

【2020年】
AP Third team All-American
Sporting News Third team All-American
Sports Illustrated Third team All-American
USBWA Third team All-American
NABC Third team All-American

 ジャレッドは昨シーズン、司令塔としてチームを牽引し、所属するビッグ・12・カンファレンス(Big 12 Conference 略:Big 12)記録となる(ホーム12連勝を含む)「23連勝」の記録達成に大きく貢献しました。(現地時間)2019年11月8日のテキサス州立大学戦(72-63で勝利)から始まり、年を跨いで、2020年2月22日の(当時ランキング3位)カンザス大学戦(61-64で敗北)に敗れるまで、カンファレンス記録を更新する「23連勝」を飾りました。
 23連勝中も9試合でチーム最多得点を挙げ、5試合でチーム最多アシストをマークしました。ソフモアとして30試合全てに先発出場し「平均16.0得点・3.2リバウンド・3.1アシスト・1.6スティール・FG成功率42.1%・3FG成功率38.1%・FT成功率77.5%」を記録し、8試合で20得点以上を挙げ、AP通信を初め全米の主要な3メディアが選ぶ All-American Third-team に選出されました。
 ジャレッドの復帰が決まり、ベイラー大学の昨シーズンのスタメン5人のうち、4人が復帰します。昨シーズン、リバウンダーとしてゴール下を支えたフレディー・ガレスピー(Freddie Gillespie PF ベイラー大学)が卒業して抜けた穴は、ルーキー・ビッグマンのダイン・デインジャDain Dainja PF / C パーク・センター高校→ベイラー大学)やレッドシャツ明けのジョナサン・チャムワ・チャチウワ(Jonathan Tchamwa Tchatchoua PF UNLV→ベイラー大学)の活躍に期待が掛かります。

 今シーズンは未だ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の混乱のなかにあり、先日もアイオワ大学で新型コロナウイルスの検査で陽性の結果が出たため、トレーニングが中止になりました。

 例えばケンタッキー大学のような、リクルートには成功するも昨シーズンのスタメン5人を全て失い、フレッシュマン中心に"新チーム"作りしなければならない大学は、この新型コロナウイルス感染症問題が解決しないなか、非常に大きなリスクを抱えた状況では、チーム作りという点で大きなハンデがあります…一方で、昨シーズンまでの上級生が多く揃う大学は、それだけ成熟したチームケミストリーをシーズン前から持っているという点で、大きなアドバンテージあることになります。
 1949-50シーズン以来のFinal 4進出、そして1947-48シーズンに逃した悲願のNCAAトーナメント制覇を果たす千載一遇のチャンスが来たいのではないでしょうか。






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